セルモーターの故障の続き

私のスーパーセブンのエンジンはフォードのOHVですが、
もちろん今どきの高性能、高効率エンジンに比較すると
スーパーセブンのこのエンジンはガラパゴスエンジンといったところです。

最新のケーターハムやバーキンはかなり改良されて別物になっていますが、
旧いものが好きな私などにはこのスーパーセブンが丁度良いです。

またセルモーターの話ですが、あれから中古の個体をオークションで見つけ、
交換をしました。

しばらくエンジンを掛けずにいた私のセブンは
セルモーターがまたおかしくなっていました。
セル取り付け.jpg
スタートボタンを押してもカチッと音がするだけでセルモーターが回りません。
バッテリーが上がり気味かと思い、電圧を計るとちゃんと出ています。

何度かカチカチとやっていると、突然回り始めました。
回転の勢いはそれほど問題ないので、モーター自体は悪くないようです。

バーキンスーパーセブンは電装系は故障が多いので、またかという感じですが
とにかく、セルモーターのオーバーホールすることにしました。

オーバーホールといっても難しいところは特に無く、ネジをはずしていくだけなので
誰でも出来ると思います。

問題は不具合の場所を見つけるのが大変です。
ですので、分解するときに状態をじっくり観察しながら行うのが大事です。
seru全体.jpg
あけて見ると意外にもあまり汚れていません。おそらく一度開けたことがあるようです。
軸受けをモリブデングリスでグリスアップし、ブラシの荒れをペーパーで磨いて、
配線をチェックして、特に異常は無いことを確認しました。

やはり、マグネットスイッチに問題があるようです。
ただ問題はスイッチの接点部は非分解の構造になっているので
万事休す、かと思いましたが、とりあえずテスターでチェックしてみると

ON/OFFはしっかり出ていて、そうするとマグネット自体の力が足りない
ということになります。

とにかく一度どのくらいの圧力でスイッチが入るのか見てみることにしました。
アナログの体重計を使って写真の様に計ってみると、
10キロ以上、あるいはスイッチが入らない事があったり安定しません。
ばね1.jpg

よく見ると、ピニオンギヤを戻すためのばねが上下さかさまのような?・・・
上下を変えて見ると、7〜8キロでスイッチが入ります。
こんな単純なことで、と思いましたが、これ以外に考えられないので、
これで組みなおしました。

スーパーセブンのエンジンに組み付けてスタートボタンを押すと、勢いよく回りましたとさ。
今日はスーパーセブンの修理のお話でした。



キャブのO/H

私のセブンはフォードのケントエンジンを使用していますが、
それに気化器はweberのDCOE40が付いています。

ウエバーはご存知のように、レースでも昔は使用されていて、
スポーツカーにはなくてはならない存在でした。

残念ながら今は、よほどの旧車好きでない限り見向きもしませんが、
私など昔、スポーツカーにあこがれた人間にはとても特別な存在です。

何といっても吸気音がいい。あれは今どきのインジェクションでは味わえない、痺れるような快感があります。

それに、自分でセッティングが出来る点も見逃せない。
オーバーホールだって、その気になればそんなに難しいものではありません。

私もセブンのウエバーは自分でオーバーホールして使っています。
ただ気をつけなければいけないのは、生半可な知識で適当にやっていると、組んだときに思わぬ事態に直面することがあります。

私が初めてウエバーキャブをオーバーホールしたときにも、エンジンに装着したあとスターターをひねってもエンジンがかからないトラブルに見舞われました。

そのときは、洗浄したときにきれいにすすがなかったので通路にかすがたまり燃料がうまく流れなかったのが原因でした。

でもそんな失敗を繰り返すといつかうまくできるようになります。
そういったこともホビーとして考えればとても楽しいことですが・・。


スーパーセブンを楽しむ

スーパーセブンに限ったことではありませんが、国産車に比べて輸入車が電気系統が弱いとよく言われますが、
わたしもそれは事実だと感じることがあります。

わたしポルシェの911も数台所有していますが、エンジン本体はオイル漏れ等はありますが、
めったに壊れません。が、古いせいも若干ありますが、電気系はポルシェといえどもこわれます。

というより、やはり日本の気候に合わないということもあるのも事実のようです。
わたしのスーパーセブンも国産に比べると、配線の仕方が丁寧でないというか、
コネクターなどの品質があまりよくないように思います。

ただ、配線はシンプルなので故障しても修理がしやすい面もあるように思います。
もっとも、スーパーセブンは日本では無理ですが、ヨーロッパなどではキットで販売されていて、

自分で組み立てて乗れるプラモデルみたいな自動車ですので当然かもしれません。
その代わり、快適装備など何も付いていませんが、そこがスーパーセブンのよさでもあるわけです。

セルモーターの故障

スーパーセブンのセルモーターが壊れました。

スーパーセブンのセルモーターはルーカス製がメインのようです。

とりあえず、セルモーターをスーパーセブンから取り外し、
分解してみました。
そうしたところ、原因は電磁スイッチのコイルの断線で、
本体には異常はないようです。
しかし、マグネットスイッチは非分解式のようで、アッセンブリーで交換のようです。

そこで、色々調べてみました。

するとミニ(BMWのミニではなくて、ローバーのミニです。)のセルモーター
が、ケントのエンジンに合うと言う情報がありました。

と言うより、スーパーセブンのセルモーターがミニのそれと合うと言う情報でしたが・・・

ともあれ、ヤフーのオークションで探したところ、
いくつが出品がありました。

最低条件、動作確認が取れているものを探し落札しました。

数日後、部品が届いたので、取り付けてみました。
取り付け用のネジ穴の位置は同じなのですが、マグネットスイッチとボディの一部が
互いに干渉して、取り付けできません。

色々考えてやってみましたが、残念ながら無理でした。
結論から言うと、スーパーセブンのセルモーターはミニに取り付け可能ですが、
その逆は無理だと言うことです。

結局、新品のものを買うことになりそうです。
あまり性能のよくない純正に5万円以上出費するのは悔しいですが、
スーパーセブンに乗れないのも困るし、やむを得ません。

エンジンをかける

今年は猛暑で、連日真夏日が続いて、うんざりしていましたが、
ようやく朝、晩の空気が秋の気配を漂わせてきました。

スーパーセブン乗りには待ちに待った季節です。
わたしのように、最近大病を患い、体力の落ちたものにとっては

スーパーセブンを乗り回すには、少し寒いくらいの季節がいいです。
つまり、今から冬にかけて絶好の季節というわけです。

ですから、春、4月ころからスーパーセブンはガレージに入ったままです。
もちろん、たまにはエンジンを掛けますが、

家の中ですので、ずっと掛けておくわけにはいかないと思っていましたが、
ホームセンターでよいものを見つけました。

アルミ製の蛇腹状になった、何かの配管用の筒状の管で、
自由自在に曲げられて、太さもいろいろあります。

これを、スーパーセブンのマフラーに取り付けて、外に排気すれば、
長い時間アイドリングしても、そんなにくさくならないで済みそうです。

わたしの家は、玄関の横が、何か店でも出来そうな、
土間になっていて、その部屋にスーパーセブンと

もう一台、ポルシェの930のスピードスターを入れていて、
そこに工具類や、クルマ関係の本の本棚、ウエーバーや

ピストンやポルシェのカムケースなど、いろんな部品の飾りだな
などを置いているので、エンジンを掛けるのもなかなかでした。

スピードスターもめったに外に出ないので、
スーパーセブンともども、なかでエンジンを掛けられるようになりました。