スーパーセブンとは

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スーパーセブンといえば、ロータススーパーセブンが本家本元ですが、
残念ながら、ロータスは今はもうスーパーセブンを作っていません。

しかし、そのロータスのスーパーセブンを引き継いで、
いくつかのメーカーが、スーパーセブンを作り続けています。

有名なのは、ケーターハムスーパーセブンです。
あとは、バーキンスーパーセブンです。
その他、ウエストフィールド、ドンカーブートなど
いろんな国のメーカーがいまだに生産しています。

しかも、最近は形的には、昔のスーパーセブンに近いですが、
中身はかなりの進化を遂げています。
エンジンは、最初フォードのケントエンジンという、

OHV、いわゆる、オーバーヘッドバルブ方式の
バルブ駆動タイプのエンジンを載せていたのですが、
今は、4バルブツインカムのエンジンに代わっています。

燃料供給も、昔は、ウエバーのDCOEキャブを
使っていたのですが、現在は電子制御のインジェクション
に取って代わられています。

もちろん性能も、格段の違いがあって、
加速性能では、その辺のスーパーカーと匹敵する
ほどの速さを持っているものまであります。

形もユニークで、スーパーセブンの
最もス−パーセブンらしいところです。

スーパーセブンが電気自動車

地上波テレビのニュースを見ていたら、スーパーセブンが出てきました。
スーパーセブンが地上波のニュースに出るなんてと見ていたら、
電気自動車に改造したスーパーセブンでした。

もちろん改造がやりやすいというのが最大の理由だとは思いますが、
やはり視覚的なインパクトも考えてのことでしょう。
もとF1ドライバーの片山右京もコメントしていて、ユーモラスな車、と表現していました。

スーパーセブンの生みの親、コーリンチャップマンももしこのことを知ったら、
時代がここまで来たかと喜ぶのでしょうか?

実際にこのままスーパーセブンが販売され、開発を続けていけば当然、電気自動車
も視野に入ってくるのでしょう。

もう少し経てば、最初に造られて60年経過しようかという自動車、
それもほとんど形が変わらずにいる車に電気自動車というのは、不思議な気がします。

このスーパーセブンは全国を走るそうですので、スーパーセブンをもっと認知してもらう、
良い機会になればよいと思っています。

一時はあんな自動車が公道を走っていいのかといわれた時期もありましたが、
安全で楽しい車ということを分かってもらえればうれしいです。
多分、音も無くとても静かに走るのでしょうか。
音が無いのはスーパーセブンとしてはちょっとさびしい気もしないでもないですが・・・

スーパーセブンのメーカー

スポーツカーのブランドといえば、たくさんあります。
フェラーリを筆頭に、ポルシェ、ランボルギーニ、マセラティ、アストン

もちろん、ロータスもその中に入ります。

しかし、その中でも、スーパーセブンほどいろんなメーカーに
真似されている自動車、スポーツカーは無いのではないでしょうか。

しかも、あれほど古くてユニークなクルマが、
ほとんどかたちを変えずに今なお人気が高いというのは
驚異的といっても過言ではないように思います。

もちろん、ケーターハムが一番有名で、正式にロータスから、
スーパーセブンを継承していることになっていますが、

そのほかに、南アフリカのバーキンや、ウエストスポーツ
ドンカーブート、フレーザーはニュージーランドだったと思いますが、

日本でも光岡が似た物を作っています。
もちろん、かたちは似ているのですが、

どのメーカーも個性があり、最初のロータスのスーパーセブン
から比べると、乗り味やパフォーマンスはまったく違います。

エンジンの出力も、モデルによってまちまちで
サーキットで走らないと、走れないほど過激なものもあります。

どのスーパーセブンも乗って楽しいのは同じです。

ケーターハムとバーキン

ここで私が書くまでもなく、スーパーセブンを好きな人は
誰でも知っていることでしょうが、

スーパーセブンの歴史について、少し書いてみます。

あの偉大なコーリンチャップマンの設立した、ロータスが、1957年に
発表したクルマで、キットとしても売られていました。

パイプフレームとそれに、アルミを張っただけの非常に軽いボディで、
キットのエンジンレスで買うこともでき、
エンジンだけ中古の安いのを買ってきて載せるなど、
けっこう安上がりで、完成させることもできました。

ロータスは、スーパーセブンのシリーズ4まで出したのですが、
パイプの溶接など、手作業による生産性の悪さがネックで、
会社が大きくなった状態で、量産にはそぐわないクルマとして、

当時、スーパーセブンの有力な代理店だった、ケーターハムに
製造販売権と冶具などを譲り渡し、
スーパーセブンのシリーズ3を中心にケーターハムは販売をしました。

これが、スーパーセブンの正当な血筋はケーターハムである
といわれる所以です。

で、バーキンはというと、会社は南アフリカにあります。
もともと、レプリカを作る会社だったようですが、
コーリンチャップマンの奥様から、販売権をもらったとか
主張しているようですが、はっきりとはわかりません。

そういえば、日本の光岡でもゼロワンという、
スーパーセブンに似たクルマを作っています。